平成26年4月より、部門・職種・役職等の垣根を取り払い同じテーマを一年間を期限に取り組みその取り組みについて活動資金を援助する制度ができました。
自主活動への参加は自由でテーマも職員自ら考え立ち上げたグループなので意識高さや多職種からの参加による多方向からの視点・連携ができ充実した活動になっています。
自主活動グループの事例
<心理教育自主活動グループ ほたるの会>
メンバー
9名(参加部署名:医師1名、看護3名、地域連携1名、心理1名、薬局1名、作業療法2名)
目的
- 心理教育を中心とした心理社会的療法について学び、実践的なスキルを習得する。
- 各疾患や治療に関する新しい情報や正確な知識、家族支援のスキルを身につける。
- 習得した知識やスキルの日常臨床への活用や院内および県北地域への普及を図る。
- 院内で実施している心理社会的療法に携わるスタッフ間での連携や育成のための場を提供する。
- 既存のプログラム以外(特にアウトリーチなど)での心理教育的手法の活用方法を検討する。
- 心理教育以外の柱となる技法を模索し、メンバーが自信を持って実践に活かせるよう学びを深める。
<依存症勉強会>
メンバー
11名(参加部署名:看護4名、デイケア1名、心理2名、地域連携1名、訪問1名、作業療法2名)
目的
- アルコール依存症をはじめとした依存症全般について学び、疾病の理解を深める。
- アルコール依存症をはじめとした依存症全般についての啓発活動を行う。
<認知症自主学習グループ エスペランサ>
メンバー
7名(参加部署名:看護3名、薬局1名、地域連携2名、作業療法1名)
目的
- 認知症および認知症ケアについて学び、院内の他のスタッフにも伝達する。
- 専門的資格(認知症ケア専門士)の維持と新たな資格取得希望者に向けての支援を行う。
<リカバリー研究会>
メンバー
8名(参加部署名:看護1名、地域連携3名、ウイズ2名、作業療法2名)
目的
- 当事者のリカバリーを目指した活動の実践方法について検討する
- IMRやWRAP、リカバリーカレッジなど、リカバリー志向のの取り組みを院内外で活性化していく
- 各疾患や治療に関する正確な知識や新しい情報を身につけ、情報提供のスキルを磨く
<Mindful/Hopeful>(マインドフル/ホープフル)
メンバー
8名(参加部署名:医師1名、心理1名、地域連携2名、薬局1名、作業療法1名、訪問1名、医事1名)
目的
- マインドフルネスを学びながら体験しメンバー自身の日々の生活に取り入れられるようになる
- 自分たちが学んだ技法や感覚を職場の他のスタッフやユーザーに伝えていく。
- マインドフルネスを臨床場面に取り入れられる方法について検討する。
- 臨床場面でマインドフルネスを取り入れられるようになるよう学びを深める
他にも様々な取り組みをしてきました。
前年度から引き継いだグループについては、取り組みの幅をふやしたりと継続活動となっているグループもあります、
新しくご入職された方も多く参加されます。自分たちの意志で集い、それぞれの目的のために多職種で取り組んでいます。